LuaTeX で源ノ角フォントを使う

概要

LuaTeX で Google + Adobe の源ノ角フォントを使う備忘録.
TexLive を使用していることを前提としている.

フォントのダウンロード

https://github.com/adobe-fonts/source-han-sans/tree/release
https://github.com/adobe-fonts/source-han-serif/tree/release

から日本語のやつを落としてくる.

ファイルの配置

texmf-local/fonts/opentype/adobe/SourceHanSans
texmf-local/fonts/opentype/adobe/SourceHanSerif
にそれぞれの .otf ファイル群を配置.

それから

$ mktexlsr
$ luaotfload-tool --update

でおわり.確認は

luaotfload-tool --find="Source Han Sans Regular"

tex ファイル

tex ファイルの先頭に

\usepackage{luatexja}
\usepackage[sourcehan]{luatexja-preset}

とすればよい.オプションは必要に応じてつける.
自分は no-math と deluxe をつけて使っている.

ところで

基本的にこれでうまくいくんだが,lualatex がやたらメモリを食う(具体的には 2GB ぐらい) ので困る.メモリは足りるけどそんなに使うか?

眺めていると,2回目以降はキャッシュされてマシになるっぽい.まあいいか.